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ポネット Ponetteを十数年ぶりに見たら時の流れを実感

斎藤工さんの影響で最近映画を見るようになりました。

 

いや、以前から映画を見るのは好きだったんです。

でも、子供が生まれて、なかなか落ち着いて2時間を自分だけのために使えることが少なくなって、まとまった時間ができたら、他にもやりたいことがいっぱいあって、すっかり映画から遠ざかっていたここ数年。

 

そんな時、工さんがいろんなメディアでオススメしまくっていた、「セッション」を公開直後に映画館で観たのです。

産後初の映画館!産後っていったい何年たってんだよ、子供もうじき5歳だよ´д` ;

妊娠中は映画館にも行っていたのになぁ。

 

で、「セッション」に感動し、久しぶりの新しい映画館の快適さに感動し、改めて映画を観よう、もっと!! と強く思ったのでした。「セッション」の感動は長くなるのでいつかまた。

 

で、ちょこちょこ映画を観るようになって、見直した映画が「ポネット」

 


Ponette (1/10) - YouTube

 

 10代の頃にレンタルビデオを片っ端から借りていた時期があって、そのときに見た映画で、当時すごく好きな映画のひとつだった「ポネット」。

 

そういえば当時好きだった大学生の先輩とよくウエアハウスに行って、お薦めの映画を紹介しあったりしてたな~。その時私は「ポネット」もおすすめして観てもらったけど、反応はいまいちでしたね。まぁ大学生男子が絶賛するような映画ではないかもしれません。結構彼とは観てる映画が違ったのでお勧めしあうのが楽しかったなぁ、と忘れかけていた淡い思い出を思い出したりしながら、ふたたび観たのです、「ポネット」を。

 

そしたらねー、いや当時も泣いたんですよ。たった4歳で最年少主演女優賞を取っちゃう、このポネットちゃんの演技が(本当に演技なのか?!)涙を誘うのですよ。

 

でもね、当時と今とでは、全然、全然観た時の自分の中で沸き起こる感情が違いました。同じ映画を観て、こんなにも違うもんなんだとちょっと自分でびっくりしました。

 

初めて観てから十数年。その間の自分自身の人生が思い起こされました。いろいろあったなと。だから感じ方が変わったのだなと。映画っておもしろいなと。

 

泣けて、泣けて。

近くに部屋干ししていたタオルを両手に、おぃおぃ泣いてしまいました。

 

4歳のポネットはママを事故で亡くし、なかなかそれを受け入れられず・・・というお話なのだけれど、まさに今自分の娘が4歳・・・。完全に娘を投影させて観てしまって。

しかも私、シングルマザーだから、私に今何かあったら、娘はどうなっちゃうんだろう、と切に思いました。

ポネットの話なのに、自分の責任の重さを再確認するというか、娘にとっての母親の存在の大きさは計り知れないものだなと。

今私の娘はまだまだいつも甘えてばっかりで、たまに疎ましく思っちゃうこともあったけど、いーーっぱいハグしてぎゅっとしてあげよう。と思ったのであります。

 

映画の細部はすっかり忘れてしまっていたので、2回目でも楽しめました。

フランスの子供達のおマセっぷりがかわいかったな。

個人的には、子供達の服装にも目が行きました。子供が着るシックな服って好きです。

 

また10年後に観てみたいです。